本番に強い選手本番に弱い選手は、いるものです。稽古や練習のときは、うまく行くのに肝心の試合では、緊張でガチガチになってしまう・・子ども自身がいつも大事な場面で失敗することがトラウマになっている子もいるほどです。

 

 

ロンドンオリンピックアーチェリー女子団体で銅メダルを獲得した 蟹江美貴選手、オリンピック選手と言えばスタイル抜群なアスリートが多い中、彼女は、いかにも運動が苦手そうなゆるいほんわかキャラ。

 

指導者が「人間的にプレッシャーを感じずに試合をするタイプ」といい彼女。アーチェリーをはじめたきっかけは、小学校の頃から運動が苦手で特に走るのが嫌いだったことが大きいようです。中学に入り部活見学のとき全然走っていないのにカッコ良い!走らなくても良さそう!・・・という理由で始めたらしい。最初は、基本の「走る」「筋トレ」ばかりですぐには、弓は引かせてもらえなかったといいます。

 

五輪に出場したときメダルを獲れると確信して本番にのぞんだという彼女。見た目のほんわかした癒しムードとは裏腹にメンタルは、強靭なようです。

 

「めざせ!2020年のオリンピアン」という番組の中で中学生の少女から緊張する場面での対処法を聞かれ「楽しい〜」と思うことと話していました。トイレや鏡の前で笑って調子良いと笑顔になるとリラックスできるそうです。

 

 

緊張ではりつめた空気の中、弓を引く瞬間カメラ―のシャッター音が聞こえるそうです。アーチェリーは、風の強さ向き集中力(メンタル)が左右する競技です。

 

普段観客がいないから「ワクワクした」というエピソードを話していました。

 

日の丸を背負い、日本を代表するメンバーとして五輪に送り込まれた彼女たちですが「試合中は、笑って終わろうね。」「笑顔でプレッシャーをはねのける」と約束し3位決定戦では、ロシア相手にプレッシャーをかけ勝利します。スマイルと平常心で五輪特有の「魔物」に勝つ・・

 

集中力やる気運動能力