「楽しい」「好き」「うれしい」やる気を高める

自分の目標とする強い学校の試合を見るとモチベーションが上がり勉強になります。自分だったらどのような試合をするかとイメージすることで目標が明確になります。お父さん、お母さんは、目標を実現させるために「自己肯定感」を高めてあげる必要があります。本や漫画も影響を受けやすいようです。野村克也、宇津木妙子、松平康隆、宮本慎也、佐伯美香、杉山 愛、竹原慎二、川崎憲次郎、城 彰二、舟木和喜、有森裕子、松下浩二らスポーツ界の挫折を乗り越えてきた事例をまとめた1冊「打たれ強い心の育て方 」も参考になります。

 

やる気には、2通りあります。1つは、試合に勝ったら欲しいものが買ってもらえるという外発的な動機。もう1つは、好きだから楽しいからうれしいからガンバロウと思う内発的な気持ちです。

 

勝ったら◎◎を買うと交換条件をつけた家の子供と交換条件を与えなかった家の子どもどちらがやる気で頑張るかと言ったら交換条件を与えなかった家の子なのです。やる気は、親であっても第三者のコントロールが加わると水を差すことになります。親によっては、やる気を出してほしいと思い高額なオモチャや金銭を試合に勝ったら与えることがあります。しかし、テンションやモチベーションが上がったかのように見える子供たちのやる気はダウンします。気をつけなければいけません。

 

主人公のモチベーションやプラス思考が参考になるスポーツ漫画。

 

一昔前までスポーツの漫画といえばスポ根ものが主流でしたが、今は、スポーツ根性ものは、不人気です。

 

中学生や高校生が読むなら野球漫画あだち充の「タッチ」、万乗大智の「DAN DOH!!」(ダンドー)、サッカー漫画高橋陽一の「キャプテン翼」、寒川一之の「GOLDEN★AGE」、村枝賢一の「俺達のフィールド!」、小谷憲一の「テニスボーイ」、許斐剛の「テニスの王子様」、志賀公江の「スマッシュをきめろ!」ゴルフでは、鈴木央の「ライジングインパクト」バスケ漫画では、藤巻忠俊の「黒子のバスケ」、八神ひろきの「DEAR BOYS」(ディア ボーイズ)、井上雄彦の「スラムダンク」、卓球では、松本大洋の「ピンポン」。ソフトボールでは、川三番地の「Dreams」などがおすすめです。
主人公に一癖あるとか強豪校に入り強くなっていくかもともと才能にあふれる主人公が弱小チームを変えていくなどコンセプトもさまざまですが、イメージトレーニングの一環で楽しみながら読むと良いです。