中学生 高校生の朝練

中学生 高校生の運動部の朝練について教育県である長野県教育委員会は、朝練習は睡眠不足を招き、成長に弊害がある」授業に悪影響を及ぼす朝食をとれないことなどを理由に原則やめるべきだとする報告書をまとめました。文部科学省によると、全国の自治体でこうした動きは、無いとのことですが長野県では、運動部がある97%の中学で、朝練を実施しているため生徒は、6時半には、家を出ているようです。塾や習い事で帰りも遅く、帰宅後食事、風呂、宿題(学校と塾)を終わら睡眠に入るのは、深夜になってしまうという中学生。

(中日新聞中日ボイス参考)

 

親も朝練を休ませたい子供も朝練を休みたい・・だけど、内申書に影響したり、先輩や仲間からの圧力もあるため病気にでもならない限り休めないのが現状のようです。


部活動の時間制限について反対派の意見

長野県教育委員会が打ち出した朝練原則禁止に関して実際朝練をやっている部員たち保護者などの意見をまとめてみました。長野県は教育に熱心でかつては「教育県」と呼ばれていましたが戦後「教育県」のイメージは、薄れています。

 

教育県・・今は「死語?」

 

学力テスト体力テストの結果

 

2013年学力テストの結果は、1位 秋田県 2位 福井3位 石川4位 青森5位 香川6位 富山7位 広島 8位 東京都9位 京都10位 山口長野は、23位中部地方、甲信越地方近辺では、岐阜が15位愛知が18位(富山は、6位)新潟が17位となっています。山梨、埼玉(26位)、群馬(26位)、静岡(29位)、山梨(40位)

 

2013年 体力テストは、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ(小学生のみ)、ハンドボール投げ(中学生のみ)
(※ 中学生は持久走か20mシャトルランのどちらかを選択)で運動能力を調べるもので、上位は、茨城、福井、新潟、千葉、秋田、岩手、石川、静岡がランクイン長野県は、22位〜44位(男女年齢によって開きがあります)

 

 

中学校では、朝練があり睡眠時間を確保するために時間を有効に活用する癖がついて良かった。生活リズムを整えるのに役立った(高校生)


 

 

部活動や習い事忙しい子の方が、提出物や宿題もちゃんと出せていた。意外と運動部以外の子の方が時間があるはずなのにしっかりしていない子が多かった。朝練が、無いから睡眠時間が確保できる朝ごはんが食べれないというのは、理解できない。


 

 

朝練は、すがすがしいし、仲間と一緒にがんばって目標に向かう団結力が高まった気がします。部長やキャプテンが、自主練を呼びかけることもあるし顧問の先生が声をかけることもありました。季節によってマラソンや素振りなどに取り組んでいました。朝は、7時半から朝の会までの時間と夏は、7時に集合したこともありました。夜は、疲れが蓄積されているし朝は、1分1秒でもやるとやらないとでは、違います。先生にいわれて動いたときより部長やキャプテンが自主的に取り組んだときの方が、部としてのまとまりや士気が高まり良い結果を残していました。教育委員会が口を出す事柄では、無い気がします。(高校生)


 

 

寝不足ってよく分からない・・自分たちが中学生のときも大会や試合前は、朝練があるのが当たり前だったし、中学で寝ている子もいなかった気がする・・ねむくなるようなつまらない授業なの?ってかんじ。生徒より先生の質を向上させた方が良い気がする。今の中学生は、深夜遅くまでライン(LINE)をしている時間は、確保してるみたいだしLINEの時間を減らせばご飯もしっかり食べることができるし寝る時間が無いということは、無いと思う。放課後や朝練トレーニングをしている子の方が、結果を出していたし怠けていて?結果を出すほど甘くないと思う。じぶんも体育会系なので、時間を制限するのは、反対。


 

 

楽なほうに逃げたいのは、大人も子供も先生も同じ。教員が、朝練を見守るのは、苦痛?でこのような時間制限をもうけられた?のかなと思う。文武両道というように勉強ができる子は、部活もさぼらす行くしコミュニケーション能力もたけている気がする。先輩後輩同級生顧問と人間関係がしっかりしてる子は、スポーツ系の部活に所属していた子たち。結果が出せない部活は、それなりの練習だし厳しい練習をこなしてきた部は、部としてのまとまりも良い。早寝早起き朝ごはんを推奨するならやっぱり朝練は、必要。ただ度を超えた時間に集合するのをやめれば問題ないと思う。(高校生)


 

 

〇〇部の友達は、朝練も地元のクラブにも所属しており帰宅もおそく大変そうでしたが毎日頑張っていました。子供が眠るくらいの時間10時や11時には、眠っていたと話していました。テレビは、ゆっくり見れないけど時間の使い方に無駄が無く忙しいくらいでちょうどいいと親さんが言っていました。本人的には、テレビが見れないなどのデメリットは、あったみたいですが、テレビを見れないことは、大きな問題では無かったようです。辛いトレーニングを積んだ分メンタルも強いし体力もありました。高校になった今も早寝早起きが習慣になっているそうです。


 

 

ゆとり教育。朝食は、親の手抜きつまらない授業をする先生。朝練があるから授業に支障があるのは、ただ単に魅力的な授業にならない教員の質の低下と思える。お母さんは、朝ご飯の準備が大変だけど子どものことを考えるなら早寝早起き運動朝ごはんは良い習慣だと思う。朝練も結果至上主義で親や顧問指導員が結果を求めるために取り組むのではなくこどもの自主性に任せれば結果が伴わなくても朝練で仲間とがんばる気持ちが強くなり子供たちのためにも良いと思う。


 

 

 

 

 

部活動の時間制限について賛成派の意見

 

私は、走るのが、苦手なのでいつも朝練でキャプテンから嫌味を言われます。朝練に良い思い出は、1つもありません。冬は、朝練が無いから良いようなものの自分は、ただ所属しているだけで強くなりたいと思っていない。レギューラーの子たちとの温度差を感じる!授業が始まる前の朝からキャプテンにイヤミいわれて不登校になりそう・・朝練のせいで気持ちも落ち込む・・部活も全然楽しくない・・運動神経が鈍いのに親が運動系の部活に入れと言ったから入っただけなのに・・レギュラーになれないし朝練は、疲れるだけだし正直苦痛だし無駄。とっとと廃止してほしい。

 

 

早い時間に出かけていく孫を見ると朝ごはんもゆっくり食べれないみたいでかわいそうだと思う。親も仕事をしているので朝食もパンだけと・・運動をする前の食事にしては、簡単なメニューなのも気になる・・指導者が「練習しないと強くなれない」という自己満足で招集をしているなら自発的なトレーニングにならない気がする。強豪校でもないのに朝練があるのは、今の子供たちには、苦痛だけかも?朝早いため親や顧問の目も行き届かない・・子供だけで変質者などの危険が無いのか心配。


 

 

最近の母親は、仕事をしている人がほとんどなので子供の部活につきあって早朝から起きるのは、正直しんどい。自分が学生の時ものんびり部活をしていたので子供の付き合いで朝練のある日は、めちゃくちゃ忙しい。母親の負担を減らす意味でも朝練は、廃止してほしい。


 

 

朝練が、しんどかった。強くなりたい勝ちたいと思うのは、レギューラーやキャプテンだけで自分は、頑張ってもレギュラーになれなかったのに付き合わされて朝練をやった意味があったのか今も疑問。勉強する時間が確保できず成績も伸び悩んだ、肉体的にも精神的にもかなりきついと思いました。自主練をしたい奴の自由にまかせればよかったと思う。


 

 

野球部でした。5:45に起きないと朝練に間に合いません。キツイです。練習量を増やしても体に疲れが残るだけ・・野球部に所属している9割は、地元のジュニアクラブや少年団の練習にも参加しており疲労が残り怪我も多かった気がする・・勝つための練習なのに本末転倒と思うことが何度かあった。


勉強との両立が難しい

長野県では、山間部から通う生徒が多く夕方十分な練習時間が確保できず日暮れの早い冬場のみ行われていましたが最近は、1年中朝練をおこなう学校が9割以上もありました。多くの運動部が、社会的体育活動の一環として練習を続け見守りは、保護者らの責任です。朝練に参加するのは、先生がこわくて顧問が担任で内申に影響するから仕方なく参加するという生徒も少なくありません。部員によっては、朝練のおかげで強くなった!県大会に出場できた!と評価する意見と教員の授業中に眠くなるぐらいなら朝練に参加しない方が良いのでは無いかと言う意見と賛否両論あるようです。教育委員会で制度化した方がいいという意見と子供の自主性自発性も制限してしまうのは、どうかという意見にわかれるようです。

 

なんとなくですが最近の子供たちは、秘密特訓をして強くなりたいとか何が何でも1位になりたいから隠れて練習する余分に練習を積むという子は、すくないように思います。ある程度は、親や指導員が、お膳立てをしてはじめて重い腰をあげるかんじでは無いかと思うのです。部活の延長でおこなわれているクラブ活動(地域のスポーツクラブ)などの参加や親が週休二日制なのに子供は、土曜日も部活日曜日は、練習試合に大会と休む間がないのが現状・・賛否両論の意見があるのは、仕方がないのかもしれません